愛知県内の障害者雇用数が前年と比べ36%も増加したそうです。しかしその要因は、今回から精神障害に限って短時間労働でも1人としてカウントした影響もあります。また、13年に4万5000人だった精神障害者保健福祉手帳の所持者は、今年4月には約7万人に増加していることも背景にあり、雇用されている人は、所持者の5・7%程度にとどまるのが現状だそうです。 よって、障害者雇用数が増えたという事実は、企業の精神障害者に対する理解が深まったことに違いはありませんが、決して手放しには喜べない状況ではあります。就労移行支援事業所ふらっぷは引き続き、精神障害を始めとして、高次脳機能障害、発達障害などを含めた様々な障害をお持ちの方と企業との橋渡しをして、少しでも障害者雇用に貢献していければと考えております。また、企業で戦力として活躍できる方を紹介し就職に結びつけるため、難病をお持ちの方や引きこもりの方など、障害者手帳を所持していない方もふらっぷをご利用いただいており、様々な企業に就職しています。 ご興味を持たれた方はぜひ、ふらっぷまでお問い合わせください。
以下、記事の一部を引用。
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愛知労働局がまとめた昨年6月1日時点の県内の障害者雇用状況で、精神障害者の雇用者数が3989人となり、前年同期と比べ1056人増えたことが分かった。昨年4月から精神障害者が各企業の雇用義務対象に含まれることとなり、改善が進んだ形だ。
雇用されている障害者は全体で3万2764・5人(短時間労働者の一部は0・5人としてカウント)で、前年から2648・5人増え、2年連続で過去最高に。東京に次いで全国で2番目に低かった障害者雇用率は0・08ポイント改善して1・97%となったが、依然として都道府県別で3番目の低さだった。
障害別の内訳では、身体が4・5%増の2万1802・5人、知的が10・3%増の6973人。36%増となった精神の伸び率が最も大きかった。
精神障害者の雇用を巡っては、2013年の障害者雇用促進法改正で、民間企業の法定雇用率が2・2%に引き上げられる18年4月から雇用率の算定人数に加えることが決まった。13年6月時点で県内の精神障害者雇用者数は1267人で、5年で3倍以上に増えた形だ。
ここ数年、増加は年500人ほどで推移していたが、1000人規模に急増したのは、今回から精神障害に限って短時間労働でも1人としてカウントした影響もある。しかも、13年に約4万5000人だった精神障害者保健福祉手帳の所持者は、今年4月には約7万人に増加していることも背景。雇用されている人は、所持者の5・7%程度にとどまるのが現状だ。
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